
唐津くんち(その1)←最初の記事です。(動画が見れます!)
唐津くんちは世界的な有名な日本の重要無形民俗文化財
に指定されたお祭りです。
毎年11月2,3,4日の3日間行われていて、2日の宵山に
始まり、唐津出身で他県に行った人で、お正月には帰らなく
てもこのおくんちには帰るという重要なお祭りなのです。
私もこのおくんちには実家を出てからもよほどの理由がない
限り帰るようにしています。
でも今回は2年ぶりのお祭りの帰省となりました。それだけに
あらためて唐津くんちの素晴らしさを感じてロコの皆さんに
お伝えしたくて記事にしました。
[唐津くんちの歴史]
唐津くんちは、唐津市南城区にある唐津神社の秋祭りで、
十六世紀の終わりに始まったと伝えられています。
唐津くんち最大の呼びものは、氏子が奉納する曳山行列です。
刀町の一番ヤマ「赤獅子」から十四番ヤマ「七宝丸」まで、
いずれも勇壮華麗な十四台が登場します。
この曳山は、文政二年(一八一九)に、刀町の木彫家だった
といわれる石崎嘉兵衛が伊勢参りの帰途に京都で見た祇園
山笠をヒントにして、仲間たちと赤獅子をつくり奉納したのが
始まりです。
以来、明治九年(一八七六)までの五十七年間に他の十四台
がつくられました。(紺屋町の黒獅子は明治十~二十五年の
間に消滅と推定されています。)ちなみに一台の制作費を
現在のお金に換算すると、一億五千万円になるといいます。
この『唐津くんち』は、昭和三十三年に佐賀県重要有形文化財、
また昭和五十五年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。
最近では海外にも広く紹介されています。 くんち見物を目的とした
観光客も年々増加しており、くんち期間中の人出は五十万人を
超えています。
[曳山の情報]
14台の曳山を曳山の名前・町名・製作年号の順でつくって
みました。この順番で曳山が通ります。
製作順に通るのですが、13番と14番はほぼ同時期に作られた
ということで3日目と4日目にふたつの山だけ順番を交代します。

2日 宵山
おくんちの前夜祭で14台のそれぞれの山に提灯を飾り
秋の夜に独特の雰囲気をかもしだします。とても幻想的です。
3日 お旅所
お旅所のある西の浜へおみこしのお供をして行く曳山、笛、
鐘、太鼓の3つ囃子にのって豪快に走る曳山。西の浜での
曳きこみは「からつくんち」の圧巻です。
4日 町廻り
町人のお祭りとして火消し組の名残りの服装に身を固め各町
ごとのハッピを着た曳き子が旧城下町をひきまわします。
曳山は
「漆の1閑張」(うるしのいっかんばり)という工法で作られています。
信じられないかもしれませんが、これはすべて本体を
木組みし粘土の原型や木型の上に和紙を数百枚張り重ね
麻布などを張り、幾種類もの漆で塗り上げられ、金銀を
施して仕上げたもので、各町莫大な費用をつぎ込み、
2~3年がかりで製作されたと伝えられています。
重さは何トンもあると言われていますが、和紙を何枚も重ねて
漆をぬって仕上げられたいるのです。びっくりしますよね。



