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あおぞら整骨院のブログ

血を送る不思議な仕組み 心臓 養老孟

  • カテゴリ: 治す 2012/02/06 15:53
血を送る不思議な仕組み 心臓 養老孟司 「養老先生のさかさま人間学 解剖編」共同通信社 2月1日(水) 配信


 心臓(しんぞう)が、血液(けつえき)を体に送るポンプだということは、だれでも知っているでしょうね。今日は、心臓の不思議な仕組みについて、語っていきたいと思います。
 血を送り出すポンプの部分を「心室」といい、心室のかべは、あつい筋肉(きんにく)でできていて、その筋肉がちぢむと、心室の中の血液がおし出されます。
 このポンプは、ヒトをふくむ、ほ乳類では二重になっています。
 心室のまんなかには、右と左を仕切るかべがあります。二つに分かれているのです。
 左からは全身に血を送り、右からは肺(はい)に血を送ります。
 つまり、心臓が一回動くたびに、血の半分は全身に、半分は肺に行くのです。
 全身にいく血には、酸素(さんそ)があり、肺にいく血には酸素がなくなっています。
 肺に行った血は酸素を受け取り「左心房(しんぼう)」にもどります。全身にいった血は酸素を失って、炭酸(たんさん)ガスを多くふくみ「右心房」にもどってきます。「心房」というのは、心室の上にある別な部屋で、ここから血が心室に送られます。
 全体の様子が、わかりましたか。
 それでは、妊娠(にんしん)したお母さんのおなかの中にいる子どもは、どうなっているのでしょうか。
 空気をすうわけではなく、肺も動きません。それなら肺に血を送る必要はないわけです。
 だから、本来は肺に送られるはずの右心室から出た血液は、おなかの子どもにかぎって、肺にはいきません。「動脈管」という特別な管を通って大動脈に入り、直せつ、全身にいくのです。
 この管は生まれたらすぐにふさがります。
 ヒトの体って、よくできていると思いませんか。(解剖(かいぼう)学者、筆文字も)
※血液(けつえき) 酸素(さんそ)や栄養など、動物が生きるためになくてはならないものを、全身に運ぶ。水分の量を調節する働きもある。その量は、体重70キロのヒトで約5・6リットル。血液が流れる血管の長さはヒトの場合、約10万キロ、地球2周半にもなる。
(m3.comより)
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