吉永建築デザインスタジオ
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吉永建築デザインスタジオのブログ
【コラム】 建築で「日常の面白さを見つけること、伝えること、活かすこと」 =ポテクリ その2
- カテゴリ: 週刊コラム:けんちくのうんちく 2009/05/01 09:22
先週の続き
まずは、私が独立前に勤めていたときに
担当した仕事についてお話しましょう。
*
ある住宅地の提案のお仕事でした。依頼主であるS町は
別のコンサルタントにも提案を依頼していたのですが
その案をとても気に入らなかったらしく、
私が勤めていた事務所に別案の提案を依頼をしてきました。
コンサルタントの案は
もとからある小川を改修して両側に遊歩道を設け、
それに沿って商店街や住宅地が町並みを形成しながら
並ぶという内容でした。
提案書を見る限りでは悪い案ではなかったのですが
現地を視察して愕然となりました。
“小川”は“川”というより排水溝。
まわりではすでに住宅地の乱開発が始まっており
とても“町並み”を形成できる状況ではない。
つまりコンサルタントの案は
その土地がどういう状況であるか
を全く無視し(もしかしたら一度も見ていない?)
どういう可能性があるか、何を活かしていけばよいか?
などとても重要なところを考えていなかったのです。
多分どこかで提案した案を判を押したように
焼きなおしてS町に提出したのでしょう。
同業として恥ずかしい限りです。世の中の
コンサルタントってこんなものなのかと
あきれたことを覚えています。
では、この町でできることは何なのか?
S町のほとんどは田んぼで京都のように
よりどころにできる建物や町並みはない。
そしてその田んぼを虫食いのように
てんでばらばらにミニ開発が進む。
これはいままでにない発想の開発手法が必要であると考え、
一見何もよりどころが内容に見えるS町を
“本当に何もないのか?”と疑うように
観察を進めていきました。すると・・・
まずは、私が独立前に勤めていたときに
担当した仕事についてお話しましょう。
*
ある住宅地の提案のお仕事でした。依頼主であるS町は
別のコンサルタントにも提案を依頼していたのですが
その案をとても気に入らなかったらしく、
私が勤めていた事務所に別案の提案を依頼をしてきました。
コンサルタントの案は
もとからある小川を改修して両側に遊歩道を設け、
それに沿って商店街や住宅地が町並みを形成しながら
並ぶという内容でした。
提案書を見る限りでは悪い案ではなかったのですが
現地を視察して愕然となりました。
“小川”は“川”というより排水溝。
まわりではすでに住宅地の乱開発が始まっており
とても“町並み”を形成できる状況ではない。
つまりコンサルタントの案は
その土地がどういう状況であるか
を全く無視し(もしかしたら一度も見ていない?)
どういう可能性があるか、何を活かしていけばよいか?
などとても重要なところを考えていなかったのです。
多分どこかで提案した案を判を押したように
焼きなおしてS町に提出したのでしょう。
同業として恥ずかしい限りです。世の中の
コンサルタントってこんなものなのかと
あきれたことを覚えています。
では、この町でできることは何なのか?
S町のほとんどは田んぼで京都のように
よりどころにできる建物や町並みはない。
そしてその田んぼを虫食いのように
てんでばらばらにミニ開発が進む。
これはいままでにない発想の開発手法が必要であると考え、
一見何もよりどころが内容に見えるS町を
“本当に何もないのか?”と疑うように
観察を進めていきました。すると・・・
【コラム】建築で「日常の面白さを見つけること、伝えること、活かすこと」=ポテクリ その1
- カテゴリ: 週刊コラム:けんちくのうんちく 2009/04/13 07:44
吉永建築デザインスタジオは
「日常の面白さを見つけること、伝えること」も
設計事務所の職能と考えています。
その敷地、そして利用する人、使い方などから
この建築ならではのポテンシャルを見つけ設計に活かすこと、
それが建築を生き生きさせることだからです。
これは建築を設計する『築き』
ともに
日常の面白さを伝える『気づき』
として吉永建築デザインスタジオが大切にしている仕事です。
そしていま、この『気づき』だけでも
十分社会の役に立つ仕事になるのではないかと考え、
1月からその体制を整えています。
今回から数回にわたりこの気づきの仕事
「日常の面白さを見つけること、伝えること、活かすこと」
=Potential Creation(略してポテクリ)について
吉永建築デザインスタジオの過去の事例を挙げながら
お話していきたいと思います。
「日常の面白さを見つけること、伝えること」も
設計事務所の職能と考えています。
その敷地、そして利用する人、使い方などから
この建築ならではのポテンシャルを見つけ設計に活かすこと、
それが建築を生き生きさせることだからです。
これは建築を設計する『築き』
ともに
日常の面白さを伝える『気づき』
として吉永建築デザインスタジオが大切にしている仕事です。
そしていま、この『気づき』だけでも
十分社会の役に立つ仕事になるのではないかと考え、
1月からその体制を整えています。
今回から数回にわたりこの気づきの仕事
「日常の面白さを見つけること、伝えること、活かすこと」
=Potential Creation(略してポテクリ)について
吉永建築デザインスタジオの過去の事例を挙げながら
お話していきたいと思います。
- カテゴリ: 週刊コラム:けんちくのうんちく 2009/04/05 22:31
「あるもので何とかする」スキル
「多チャンネルの下で成立させる」スキル
「ひとつのかたちにリアライズする」スキル
が他のどんな職業人より高い。これが建築家が
「日常の面白さを見つけること、伝えることができる」理由です。
そしてこのコラムで書きたかったこと
吉永建築デザインスタジオが考える設計事務所の職能とはまさにこの
「日常の面白さを見つけること、伝えること」なのです。
ふだんはこのスキルをもって設計の仕事をするわけですが、
このスキルは設計以外でも生かせるのではと思い始めています。
建築を設計する『築き』
と
日常の面白さを伝える『気づき』
この両輪で2009年度は進んでいくつもりです。
来週からは後者の『気づき』の仕事について
コラムを書き進めていきます。お楽しみに。
「多チャンネルの下で成立させる」スキル
「ひとつのかたちにリアライズする」スキル
が他のどんな職業人より高い。これが建築家が
「日常の面白さを見つけること、伝えることができる」理由です。
そしてこのコラムで書きたかったこと
吉永建築デザインスタジオが考える設計事務所の職能とはまさにこの
「日常の面白さを見つけること、伝えること」なのです。
ふだんはこのスキルをもって設計の仕事をするわけですが、
このスキルは設計以外でも生かせるのではと思い始めています。
建築を設計する『築き』
と
日常の面白さを伝える『気づき』
この両輪で2009年度は進んでいくつもりです。
来週からは後者の『気づき』の仕事について
コラムを書き進めていきます。お楽しみに。
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